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Monologue in the Darkness

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2006-01-09 [J] Old World 第二回セッション

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_ 共有する映像

冒頭のチェイスシーンは、リプレイ内でも述べられているように、往年の香港(ジャッキー)映画風のコミカルチェイスを目指した物でした。ところが、レオンプレーヤーが、これらの作品をほとんど見たことが無いらしく、その雰囲気を伝えるのになかなか苦労しました(リプレイではおおむね省かれてますけれども)。基本的には説明の用意をするのですが、この程度なら知ってるだろう、という慢心がありました。プレイのアドリブだけでなく、説明のアドリブも身につけなくては。営業テクニックなんかが参考になるのだろうか。

_ センセイ

わりと伏線というか、協力者扱いで出したつもりだったんですが、プレーヤーらガン無視。お手並み拝見といったトコロ。

_ バカ兄弟

ロック:ボクはどうしたらいいですか。
ST:少なくともラルフ的にはロックはどうでもいいと思う。
ロック:そう。じゃあついていっちゃおう。ひとりでこいとか言われてないし。ついでにハントしてこうぜ。
オレンジ:それはいいアイディアだ。
 「にいちゃんアタマいいな!」的な心底アタマオカシイ会話。
オレンジ:とりあえずエリュシオンに行く途中にハント。
ST:二人で行くのかな?
オレンジ:うん、手をつないで。
 と言った舌の根も乾かぬうちに、ロックがボッチすると
オレンジ:(即答)別々で。また後でって言って分かれたよ。
 アタマオカシイにも程がある。

_ 保安システム

今回のセッションでは、対ロック用に用意したイベントのほぼ全てを、プレーヤーによる行動で回避されてしまい(誘導したつもりだったんだけどねぇ)、やることなくなっちゃう!という危機感も含めつつ、いろいろ書いて貰いました。部屋の間取りと、どこに何を設置して・・・といった図。プレーヤーは本当に楽しそうに書いてました。

_ 公園での死闘

オレンジも述べていますが、対ザコ戦をスピーディにスタイリッシュに決めたいものです。出来れば(非防具であれば)一人を一撃で倒せる程度で。「筋力+1」程度の武器では、それはなかなか実現できません。もともと、比較的煩雑な戦闘システム故、ザコ戦ですら手間取ってしまうのは考え物です。全体的な火力アップ(防御力据え置きで)を計るべきか。

_ センスパレス

スターリング「自転車修理人」と、「ダークエンジェル」の主人公らの住処(不法居住)を足して二で割ったような設定です。ジョンM、叛徒、サバト(そしてフェイスフル・リー)辺りへの絡みの必要性から、スラム街へのコネクトを常々考えていたのですが(サルナスは曰く付けすぎました)、このヘンで落ち着いて欲しいトコロ。

_ 交渉

素なのかロールプレイなのかは判りませんが、オレンジ=営業(先行突撃)、ロック=交渉(妥協点模索)、レオン=保守(交渉決裂時の火消し)、という役割分担が出来てきているようです。故に、それぞれがバラバラに行動してしまうと、思わぬ能力不足に悩まされる事になってしまってます。VtMは、プレーヤーらがツルむ必要性というのが、ルール上はほとんど存在せず、状況の上からその必要性が生じるというマスター泣かせのシステムです。ツルませたいなら、ツルませるように描かないと、延々とタイマンプレイが続いてしまうという。現在、三人は合流していませんが、したい!というより、しないと先に進めないよ!という思いが、その役割分担された能力故あるようです。わりと悪くない展開(その状況を崩してみたり・・・とか想像すると特に!)。


2006-01-18 [J] 狂気の行方

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_ 境界線

→ 鬼婆と集団的狂気
どうして、人間が鬼になるのか。
「鬼になって人を食らう」というのはあきらかに深く精神を病んで
いるということである。
しかし、人間は決してただ精神を病むのではない。
「見返り」がある場合しか人間は狂わない。
正気の老女でいることより、狂気の鬼婆であることの方を彼女はど
こかの時点でみずから選んだのである。
気持ちがいいから。
狂った人その人からの、狂気への視線。その狂気は理に叶っている、なぜならばフィジカルな快感を伴うから。 それに対して、
→ 狂気に「見返り」はあるのか
精神医学という領域では、「狂気の創造性」(バリエーション多数)
を称揚するド素人と、「狂気の破壊性と悲惨」からいかに病者を
守るかと苦悩するプロの闘争が、けっこうイーブンで進行してい
るのである。
狂気はどんなものであれ、やはり生の全否定、すべてが虚無に呑み
込まれる恐怖と戦慄に彩られた危機である。それに襲われた人々
が、一時の「フィジカルな快感」のなかでその恐怖を少しでも
癒そうとしようとも、それはやはり「見返り」とはいえないのである。
”外部(おお!絶対なる世界!)”にいる人から狂気の人を見た視線。その狂気の中に隠されたかに見える真理や快楽は偽りのそれであると説く。

2006-03-02 [J]

1. 終わりません
2. 注目
3. 反省
4. 次回

2006-01-18 [J]

1. 境界線

2006-01-09 [J]

1. 共有する映像
2. センセイ
3. バカ兄弟
4. 保安システム
5. 公園での死闘
6. センスパレス
7. 交渉