例によって見所はオレンジ。
助っ人として登場させたラルフを一瞬で追い返したので、何か秘策でもあるのかな、と静観するも、勝手に状況を悪化させるだけさせて半狂乱に。再びラルフを投入し、ぐだぐだとシナリオを進めるハメに。
_ 実はこの辺のエピソードを展開してゆく中で、PCに対して、もっと直接的なアドバイスをすべきなんじゃないだろうかと思い始めた。例えるならば、ラルフはオレンジを助けに来たのではなく、彼が薬を置いてオレンジを陥れたのは、すこし考えれば判ることだ。だが、そう考える為には警戒心が必要だ。自分らがどういった立場にいる生物(=血族)なのか、という点がわかっていなければ、警戒心を持って予測することは出来ない。残念ながら、まだまだVtMプレイは相当に浅い為、プレーヤーはそういった思考が出来ないようなので、すこし手助けを強化する必要があると感じた。プレイ中には、ダイレクトにそうとは言わなかったが、それを仄めかす様な発言をしてみた。この発言のさらに先にある事に気付いたプレーヤーは居ただろうか。森の中から突然狙撃されて即死するのではなく、森に誰か居ますよ、までは教えた。さらに死なない為の努力はPC次第だ。
_ ロックの「はい。では私も独り言を。・・・やれるだけやります」は脚色無し(というかウチのリプレイは脚色一切無し)のPC発言。報酬も見返りも無しに、PCにここまで決意させたのはST冥利に尽きるというもの。トレメール関連とレスター卿、そしてロックとの関係性については、そこそこ構築されてきたように思う。キャプテンは、最初はここまで身近な存在じゃなかった筈だったが、今の立ち位置(頼りになるかならないかよく判らないけど、とりあえずは兄貴的な存在)もなかなか悪くないと思っている。今回もホプキンス&レスターコンビ(?)が大活躍。レスターの善人振りは相当に恣意的。まだ何も決めていないが。
_ レオンとオレンジ二人による捜索シーンは、実は二度目だが、コミカルで良いのではないかと思い始めた。はじめてのおつかいじみてて、クライムアクション内のバカシーン(バカ兄弟シーン)として使えるのではないか。本当にあの二人はTheを付けたくなるほどのバカだ。